エラー処理(無視して継続)

On Error Resume Nextステートメントを使用することでエラー発生による処理停止を防ぐことが出来ます

'後続のエラーを無視する
On Error Resume Next

実行時に発生するエラーを無視して処理を継続するには「On Error Resume Next」ステートメントを使用します

このコード以降に発生するエラーで処理の停止が無くなり、処理が継続されるようになります
エラー発生が意図したもので、予想の範囲内である場合に使用します
なお、エラーが発生しなくなるわけではありません

フォルダの作成は、すでに存在する名前を指定するとエラーになりますがそのエラーは無視することで、フォルダの作成が出来るときはする、出来ない時はしない、という動きにすることにできます

また、オブジェクト取得の際に存在しないオブジェクトを取得しようとするとエラーが発生しますが、そのオブジェクトの生成を待ったり、判定に使用したりする際にエラーを無視させます

エラーの発生は基本的には必要な情報の提示になります
これを抑止する事で、予想外のエラーが発生しても気づかないこともありますので多用すべきコードではありません

また、このコードは以降の全ての処理に適用されるので無視するべき処理が終わったらすぐに「On Error GoTo 0」ステートメントを使用してこの無視する設定を解除してください