文字列を変換(ひらがな・カタカナ)

文字列のひらがな・カタカナの変換にはStrConv関数を使用します。それぞれの変換と半角カタカナにするコード

'ひらがなに変換する
Debug.Print StrConv(ActiveCell, vbHiragana)
'カタカナに変換する
Debug.Print StrConv(ActiveCell, vbKatakana)
'全角カタカナに変換する
Debug.Print StrConv(ActiveCell, vbKatakana + vbNarrow)

文字列の変換には「StrConv」関数を使用します
引数の設定により、ひらがなとカタカナの指定が可能です

関数の書式

引数(太字は必須引数)
(String, Conversion)
戻り値の型 Variant型(String型)

引数「String」は、変換前の文字列を指定します
引数「Conversion」は、変換するモードの指定します

関数の解説

StrConv("あいウエ", vbHiragana)
→→→ あいうえ

「vbHiragana」を指定すると、ひらがなに変換します

StrConv("あいウエ", vbKatakana)
→→→ アイウエ

「vbKatakana」を指定すると、カタカナに変換します
ただカタカナには、全角と半角が存在するので注意が必要です

StrConv("あいウエ", vbKatakana + vbNarrow)
→→→ アイウエ

「vbKatakana + vbNarrow」とすれば、複数の指定を一括で行えます
カタカナに変換して、合わせて半角への変換も行いますので、全角と半角が混在しているようなものに対して有効です

おもにこの変換を使用する場面は、ふりがなで使用する事が多いと思います
全角がいい場合は、「vbNarrow」を「vbWide」に修正すればいいだけです
全角半角の切り替えに関しては以下の記事を確認してください