ファイルを削除する

Killステートメントでファイルの削除を行うコード。VBAでの削除に関しての注意点

'Wordファイルを全て削除する
Kill ThisWorkbook.Path & "\*.doc*"

ファイルの削除には「Kill」ステートメントを使用します
引数に削除対象のパスを指定します
パスにはワイルドカードが使用できます、例コードではコードのあるExcelファイルと同じフォルダ内の全てのWordファイルを削除します

Wordはバージョンによって拡張子が3文字と4文字がありますが3文字目までは同じなのでワイルドカードを使用することでバージョンの違うものも一括で削除可能です

VBAでのファイルの削除について

VBAのコードでのファイルの削除は復元が不可能な状態での削除になります
ファイルの削除に関して注意が必要です、特にワイルドカードでの削除は予期しないファイルまで削除してしまう可能性もあります

ゴミ箱に移動させる方法は、VBA標準機能には搭載されていません
WinAPIを使用することで可能ですが、少し難しくなります

なので、デスクトップなどの分かり易い場所に「不要ファイル」などの名前でフォルダを作成して、そこに移動させるようにします
その後、一定期間後にファイルを削除するように処理を組むことでWinAPIを使用せずに目的は達成できると思います