フィルタを解除する

フィルタを解除するコード、解除時には判定を行います

'フィルタが適用されていれば解除する
If ActiveSheet.AutoFilterMode = True Then
Cells.AutoFilter
Else: End If

ワークシートのフィルタを解除するには「AutoFilter」メソッドを引数を全て省略して使用します

ただこのメソッドはプロパティでは無いため、設定の適用・解除という操作が行えず、実行するたびに適用・解除が切り替わります
そのため、このメソッドを使用して解除する場合は事前にフィルタが適用されているかを調べておく必要があります

これを調べてから実行しないと、解除したいのに元々未適用であれば、適用状態になってしまいます

その適用の状態を取得するのがAutoFilterModeプロパティで、こちらはシートのプロパティになります
このプロパティについては以下の記事で解説しています

フィルタの適用設定に関しては、フィルタを指定する際にもこのメソッドを使用するので、未適用状態でフィルタを実行すれば、フィルタの適用と同時にフィルタもかかるので適用する場合にはあまり適用状態を気にする必要はありません
解除する場合のみ例コードの様に判定を行ってください

ちなみに、フィルタを解除するとかかっているフィルタも全て解除されるので、非表示になっているデータは全て表示されます