表範囲の最後のセルを取得する

CurrentRegionプロパティを応用することで、表の最後のセルを選択状態にすることができます

'表範囲の最後のセルを選択する
Range("A1").CurrentRegion.Cells(Range("A1").CurrentRegion.Cells.Count).Select
表範囲の最後のセルを選択する
表範囲の最後のセルを選択する

CurrentRegionプロパティを使用することで表範囲の最後のセルを擬似的に取得することが出来ます
このコードは指定範囲内で指定範囲内のセル個数を数えることでインデックス番号の最終セルを選択するコードです
以下の記事で解説しています

最後のセルを選択するにはSpecialCells(xlCellTypeLastCell)メソッドを使用しますが、このメソッドは保存されていない状態で削除を行った場合はズレが生じることがあります

しかし、このメソッドでは表範囲としての最終セルを指定するので、その条件に影響を受けません

特にシートに集計表を作成する際に、1度シートのセルを全削除してから作成するような処理の際にはとても有効です

ただ、画像の動きを確認してもらうと分かりますが、このプロパティは書式設定は考慮しないため、そこがSpecialCells(xlCellTypeLastCell)メソッドとの大きな違いになりますが、表形式の特性上あまりそういった状況は無いと思います

状況に合わせて使用できる場合は使用するような形になります