'絶対参照アドレスを取得 Debug.Print Selection.Address
'相対参照アドレスを取得 Debug.Print Selection.Address(False, False)
'ブック名とシートまで含めて取得 Debug.Print Selection.Address(False, False, , True)
指定のセル範囲アドレスを取得するには「Address」プロパティを使用します
アドレスは文字列で返され、引数の設定により取得内容が変化します
単一のセルアドレスの取得の動きです
Selection.Address
このコードでは絶対参照のアドレスが返されます
「$A$1」というように「$」の付いた形式になります
Selection.Address(False, False)
このコードでは絶対参照の「$」が外れた相対参照のアドレスが返されます
引数の1つ目と2つ目を共にFalseに指定します
1つ目の引数が行の設定で、2つ目の引数が列の設定になります
1つ目の引数のみTrueにすると「A$1」というようなアドレスが返されます
Selection.Address(False, False, , True)
このコードではブック名とシート名までを含めたアドレスが返されます
4つ目の引数をTrueに指定します
別ブックのアドレスをリンクさせる際に簡単にアドレスが取得できます
ブック名を省くことは出来ないので、ブック名が必要ない場合は文字列を加工するか、シート名を取得して結合させます
範囲選択した状態でも取得は可能で、「:」により結合されたセル範囲アドレスが取得されます
基本的にSelectionなどを使用してアドレスを取得しますので、アドレスからセル選択をするという動きの処理を作ることはほとんどありません
選択セルが指定セルアドレスと一致するかの条件分岐やワークシート関数をセルに入力するに使用します
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