'A1の入力内容をクリア Range("A1").ClearContents
'アクティブセルの入力内容をクリア ActiveCell.ClearContents
'選択範囲の入力内容をクリア Selection.ClearContents
指定のセルの入力内容をクリアするには「ClearContents」メソッドを使用します
このメソッドを実行すると、指定範囲のセルの入力内容が消去されます
対象となるのは、入力内容なので数式や値になります
画像の動きを確認してください
A1セルのクリア処理で、背景色は消えていません
書式設定は残したままで、入力内容のみをクリアする場合に使用するメソッドです
クリア処理の処理時間
'A1の入力内容をクリア Range("A1") = ""
セルの入力内容をクリアするのにこのコードのように「””」(空白)を代入する事でも実行できます
3つ目のコードのように範囲選択を行っていれば、一括して消去することができますが、選択する動作は処理速度の低下を招きますので範囲が確定している場合は、1つ目のコードのようにアドレスで実行するほうが実行速度は速いです
そして、このクリアと空白の代入では空白の代入の方が処理速度は速かったです
何度か実行したところ空白代入の方が20%ほど速かったです
とはいえ、わかりやすいコーディングのためなら実行速度なんてどうでもいいです
数万回もループするような処理であれば、20%も大きな差がありますがそもそもクリア処理にそんな処理はありえないので、このメソッドを使ったほうが良いと思います
関連の記事