'ABC列で部分一致の検索置換を実行する Range("A:C").Replace What:="検索文字", Replacement:="置換文字", LookAt:=xlPart
'ABC列で完全一致の検索置換を実行する Range("A:C").Replace What:="検索文字", Replacement:="置換文字", LookAt:=xlWhole
セル内文字列の置き換えには「Replace」メソッドを使用します
Excelの標準機能と同じように、セルに入力された内容と条件一致するものを検索して、見つかった場合に置き換えを実行する際に使用します
引数の「What」が検索対象の文字列です
置き換えする文字列は「Replacement」に指定します
この2つの指定により、任意の文字列を検索して置き換えを実行することができます
引数「LookAt」の設定で部分一致か完全一致かの選択ができます
部分一致の場合は「xlPart」を設定し、完全一致の場合は「xlWhole」と設定します
検索処理でも同じ事を言えますが引数の設定は前回実行した設定が引き継がれます
なので引数の設定は必要のない部分でも一応設定しておくほうが安心です
部分一致と完全一致が意図せず入れ替わっていたりします
完全一致とすれば、セルの中にある文字列全体が検索と全く同じ時のみ置換の対象になります
部分一致にすれば、セルの中にある文字列の一部だけを置換することが出来ますが、複数当てはまる場合は全て置換対象になる点だけ注意してください
あまりにも短い文字を検索対象にしていると、意図しない変換が行われてしまいます