'アクティブブックを保存して閉じる ActiveWorkbook.Close True
'アクティブブックを保存せずに閉じる ActiveWorkbook.Close False
'アクティブブックを保存済みにする ActiveWorkbook.Saved = True
ブックを閉じるには「Close」を使用します
×ボタンで終了を行う操作と同じ動きをします
引数の指定で保存を実行するかどうかを指定できます
「True」を指定すれば、上書き保存を実行して閉じます
「False」を指定すれば、保存せずに閉じます
データの入力などを行っておけば上書き保存を実行して閉じるし、参照するだけで関数の自動計算などの更新はせずに閉じるときは未保存で閉じます
「False」を指定して、このコードを実行すると保存の状態に関わらずブックは閉じられます
もう一つの方法として保存状態を変更する方法があります
リファレンスではこちらの使用が紹介されています
保存状態の変更は「Saved」を使用します
このプロパティを「True」にすると保存済みの状態になります
なので、この状態でブックを閉じれば保存確認は行われません
引数を指定せずに、「ActiveWorkbook.Close」だけで閉じることができます
そもそも「DisplayAlerts」プロパティにより、メッセージを表示させない設定も可能ですが、プロパティの設定などで対応できるものはそちらで対応したほうが予期せぬ動きには対処しやすいとおもいます
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