レジストリのデータを削除

レジストリに保存したデータを削除するコード(DeleteSettingステートメント)

'レジストリの値の削除
DeleteSetting "ファイル名", "モジュール名", "データ名"
'レジストリのsection以下削除
DeleteSetting "ファイル名", "モジュール名"
'レジストリのappname以下削除
DeleteSetting "ファイル名"

レジストリに保存したデータを削除するには「DeleteSetting」ステートメントを使用します

ステートメントの書式

引数(太字は必須引数)
DeleteSetting appname, section, key

引数の指定によって削除される階層が変化します
引数と階層は以下の記事で解説しています

VBAのリファレンスでは、2つ目の引数「section」は必須となっていますが、実際には省略しても実行されます

削除する範囲と必要性

指定した箇所以下が全て削除されます

DeleteSetting "ファイル名", "モジュール名"

つまり、この様にsectionまでの指定を行うとsectionが削除されます
なので値のキーは全て削除されます

DeleteSetting "ファイル名"

appnameのみ指定した場合は、全てのデータを削除します

以下の全データとは言っても、VBAで作成したデータなので、知らないデータや別アプリのデータが削除されるわけではありませんので安心してください

また、このキーより上位のアイテムは本当に必要が無ければ削除したほうが良いと思います

これはエクスプローラーのフォルダ階層と同じ構造です
つまり、フォルダ内にあるファイルを全て削除しても空フォルダがそこに残ったままの状態になっています
空なので、影響はありませんが無駄ファイルであることは間違いありません
キーの値が全て必要ないのであれば、appnameのみで指定して全て削除してしまっていいと思います