'文字コードを取得 Debug.Print Asc("a")
'1バイト目の文字コードを取得 Debug.Print AscB("a")
'Unicode文字コードを取得 Debug.Print AscW("a")
文字コードを取得するには「Asc」関数を使用します
また、AscにBを付けると最初の1バイト文字を取得します
Wを付けるとUnicode文字コードを取得します
この関数の引数に指定した文字のコードを整数値で返します
なお、複数の文字を指定しても最初の1文字のコードのみが返されるので、文章に対してコードを取得する場合は1文字ずつ処理を行う必要があります
あまりそんな状況は無いとは思いますが・・・
関数の解説
Debug.Print Asc("aあ")
→→→ 97
Asc関数を使用して文字コードを取得しています
1文字目のみが対象となるため、「a」の文字コード「97」が取得されます
Debug.Print Asc("あbc")
→→→ -32096
Asc関数を使用してひらがなの文字コードを取得しています
1文字目の「あ」が対象となり、文字コード「-32096」が取得されます
Debug.Print AscB("aあ")
→→→ 97
AscB関数を使用して文字コードを取得しています
AscB関数は1バイト目の文字コードを取得します
半角文字の「a」は、上記と同じく「97」が取得されます
Debug.Print AscB("あbc")
→→→ 66
AscB関数を使用してひらがなの文字コードを取得しています
ひらがなは2バイト文字になるので、うまく取得はできません
実際このコードを使用しても、「あ」を入力することはできません
Debug.Print AscW("aあ")
→→→ 97
AscW関数を使用して文字コードを取得しています
Unicodeであっても半角文字のコードは同じなので「97」が取得されます
Debug.Print AscW("あbc")
→→→ 12354
AscW関数を使用してひらがなの文字コードを取得しています
こちらでは同じ文字であってもコードは違うため「12354」が取得されます
基本的には、ひらがなであればAsc関数の文字コード内にあるものはそれで取得すればいいです
このコード以外のものを取得する際にはAscW関数を使用します
特に環境依存文字を使用する場合には必要になります
その方法の解説は以下の記事で行っています