配列変数に一括代入(Array関数)

Array関数は配列を作成する関数です。これを利用して配列変数に一括代入する方法

'Array関数を使用して、配列を一括代入する
Dim 動的配列() As Variant
動的配列 = Array(1, 2, "あ", "か", ActiveCell)

配列変数は同じ役割の変数を複数使用するために使いますが、代入する際に大量にある要素を1つずつ代入するのももったいない場合があります

そんな場合に一括で代入する方法として「Array」関数を使用します
Array関数は、配列を作成して返す関数です
ただし、この方法を使用する場合は動的配列であり、なおかつ型をvariant型で宣言する必要があります

この記事では配列を手動作成するような形ですが、セル範囲のデータを一括で代入させたい場合は以下の記事を確認してください

実際のコードの動き

Array関数で配列一括代入する動き
配列変数への一括代入の動き

関数で配列を作成し、それを一括で代入します
また使用することは無さそうですが、画像の様にvariant型なので型の違うデータやオブジェクト型もまとめて代入させることもできます

要素0と1はInteger型、2と3はString型、4はRange型となっています

なお、Array関数での代入に関しては要素数宣言が必要ありません
画像の様にRedimを使用していないのに、要素数が自動的に追加されて代入されます、便利っすねぇ