配列変数の宣言(静的)

同じ目的の変数を一括して使用できる配列変数の内、要素数が固定のもの

'4つの要素数の配列変数の宣言
Dim 静的配列(3) As Long
'各要素へのデータの代入
静的配列(0) = 1
静的配列(1) = 10
静的配列(2) = 100
静的配列(3) = 1000
’要素の取得
MsgBox 静的配列(2)

配列変数とは、同じ名前の変数を複数まとめて使用することが出来る変数です
その変数のそれぞれを要素といいます

静的配列とは、その配列の中でも数が固定の状態の配列をいいます

配列変数の宣言方法は通常の変数の宣言方法とほぼ同じで、変数名の後に「(要素数)」を追加するだけです
要素の連番は「0」から始まるため、「静的配列(3)」は「静的配列(0)~静的配列(3)」までの4つの変数が宣言されている形になります
同じ役割の変数を10個20個と必要になったときに、すべてを宣言していては大変なことになりますので、役割が同一であれば配列にまとめてしまってください

静的配列変数の代入の動き
静的配列変数の代入の動き

画像の動きを見てもらうと分かるように代入する場合は、それぞれの要素数を指定することでその要素数の配列変数に代入できます

逆に取得する際もその連番を指定することで、そのデータを取得できます
コードの「MsgBox 静的配列(2)」では「100」が表示されます

動的配列と違い、処理が実行される前に要素数が確定しているならこちらを使用してください
動的配列は要素数を可変できますが、いちいち宣言する必要があります
(動的配列に関してはこちら)