エラー処理(エラー処理を解除させる)

On Error GoTo 0ステートメントはエラー処理を初期化することにより、それまでにあるエラー処理を解除します

'エラー処理を解除する
On Error GoTo 0

「On Error GoTo 0」ステートメントは、エラー処理を初期化します

「On Error GoTo」ステートメントや「On Error Resume Next」ステートメントで設定したエラー処理を解除する際に使用します

エラー処理初期化したときの動き
エラー処理を初期化したときの動き

画像の動きを確認してください

「Err.Raise(1)」は1番の実行時エラーを発生させるコードです
1つ目では、エラー発生を無視して継続するようになっているためエラーメッセージは発生せず、処理が継続しています

2つ目では、On Error GoTo 0ステートメントによりエラー処理が初期化されているため通常通りにエラーメッセージが表示され処理が停止します

エラー処理を作成した場合は必須

エラー処理の設定を行った場合には必ず使用してください

このコードを使用しないと、後続処理全てで同じエラー処理が適用されるので意図しない動きが発生する可能性があります

またこのコードを実行時にエラー情報はクリアされます
エラー情報自体は、発生時に保持されています