'ブック範囲の名前定義セルに入力 Range("作成名前定義1") = 123
'ブック範囲の名前定義セルに移動 Application.Goto "作成名前定義1"
↑ブック適用範囲
'シート範囲の名前定義セルに入力 Worksheets("Sheet1").Range("作成名前定義1") = 123
'シート範囲の名前定義セルに移動 Application.Goto Worksheets("Sheet1").Range("作成名前定義1")
↑シート適用範囲
名前定義したセルはその名前文字列で以降は指定が可能になります
その際には、Rangeの引数には「”」で名前文字列を囲んで指定します
それぞれの名前定義については以下の記事を確認してください
コード解説
「Range(“作成名前定義1”) = 123」
ブック適用範囲ではシートの指定が必要なく、アクティブブックに対しての処理になるので、シンプルにRangeオブジェクトの引数に名前文字列を指定して入力を行います
「Application.Goto “作成名前定義1”」
移動には、シートの移動をおこなえるGotoメソッドを使用します
「Worksheets(“Sheet1”).Range(“作成名前定義1”) = 123」
シート適用範囲の場合には、シートの指定から行う必要があります
通常のセル範囲と同じ使用方法になります
「Application.Goto Worksheets(“Sheet1”).Range(“作成名前定義1”)」
移動に関しては、同じくシート移動の出来るGotoメソッドを使用します
指定には、入力と同じようにシートから指定を行う必要があります
Gotoメソッドはシート間の移動までを行うためのコードであるため、シート移動の必要ないアクティブシートでの名前定義セルへの移動に関しては通常のセル選択に使用するSelectメソッドで可能です
Range("作成名前定義1").Select
上記のコードでは、名前定義されたセルを選択状態にします
しかし、別のシートであった場合エラーが発生します
入力に関しては、アクティブシートの相違には問題ありませんが選択状態にする場合は注意する必要があります