FileDialog.SelectedItemsプロパティ

FileDialog.SelectedItemsプロパティは選択したアイテムの絶対パスが格納されます。Countプロパティによる個数取得もあります

'ファイル選択で指定したファイル1つ目の絶対パスを取得
Debug.Print Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker).SelectedItems(1)
'ファイル選択で指定したファイルの個数を取得
Debug.Print Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker).SelectedItems.Count

ダイアログボックスで指定したデータの絶対パスを取得するには、「SelectedItems」プロパティを使用します

このプロパティは、指定したデータの絶対パスが文字列で返されます

また、ダイアログボックスで複数選択していた場合は、引数の数値がインデックス番号になっているので数値を変更することで取得していくことができます

このプロパティには、さらにプロパティがあります
その場合はこのプロパティがオブジェクトに切り替わるわけですが、あまりどうでもいい話です

いくつかありますが、使用するのは「Count」プロパティです

Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker).SelectedItems.Count

このコードではユーザーがダイアログで選択したデータの個数が取得できます

ダイアログの複数選択は個数が可変なので、いくつになるか分かりませんので処理をする際にこのプロパティで個数を取得することで、選択した全てを処理することが出来るようになります