'表示文字列を変更 UserForm1.Caption = "test"
'表示文字列を取得 Debug.Print UserForm1.Caption
「Caption」プロパティはコントロールに表示される文字列の設定です
プロパティ変更時の各コントロールの表示
手順1
初期設定の文字列です
手順2
全ての文字列を消去した状態
手順3
全てのコントロールに「test」を設定した状態
各コントロールでは、表示される文字列の位置が少しずつ違います
UserFoamでは、タイトルバーのタイトル文字列が変更されます
Labelは表示文字列になるので、このコントロールでは基本のプロパティです
CheckBoxから、ToggleButtonまでの全てはコントロールの表示文字列になるのでボタン名などになります
MultiPageでは、各見出しの文字列が変更されます
Frameでは、フレームを囲む枠線の上辺に表示されます
Captionプロパティの使用時の注意点
この文字列を指定すると、実際に使用するユーザーフォーム上で表示される為、使用者がなんの機能を持ったコントロールなのかを理解できるような文字列で指定を行います
コントロールのサイズに対して、多すぎる文字数の場合ははみ出して表示されなくなりますので、処理中で文字列を変更する際は注意が必要です
ユーザーフォームでははみ出す箇所に「…」が表示されてしまうので、そちらも気にして指定してください
このプロパティを使用して、Labelコントロールではユーザーへのメッセージ表示を行うことができます
MsgBox関数では、処理が一時停止してしまう事と履歴が残らないことを考えると内容によっては非常に有効な使い方です
ユーザーフォーム以外の全てのコントロールに言える事ですが、ユーザーフォームのZoomプロパティの設定を変更すると文字がコントロールのサイズと文字のサイズが別の設定になることから、うまくコントロールに入りきらなかったり、ずれたりすることがあります
これは、コントロールと文字のサイズが一体となっているわけではない仕様のためどうしようもありませんので自動的にうまく調整する方法はありません