'ファイルの削除(読み取り専用も削除) bhFSO.DeleteFile "削除先のファイルパス", True
'ファイルの削除(読み取り専用があるとエラー) bhFSO.DeleteFile "削除先のファイルパス"
DeleteFile(ファイルの削除)
'フォルダの削除(読み取り専用も削除) bhFSO.DeleteFolder "削除先のフォルダパス", True
'フォルダの削除(読み取り専用があるとエラー) bhFSO.DeleteFolder "削除先のフォルダパス"
DeleteFolder(フォルダの削除)
ファイルを削除するには「DeleteFile」メソッドを使用します
フォルダを削除するには「DeleteFolder」メソッドを使用します
メソッドの書式
引数(太字は必須引数)(2つのメソッドは引数が同じ)
DeleteFile filespec, force
DeleteFolder filespec, force
「filespec」は削除を実行するファイルやフォルダの絶対パスを指定します
また、この引数にはワイルドカードの使用も可能なので関連するファイル名や拡張子でまとめて削除を実行することが出来ます
「force」は読み取り専用ファイルがあった場合に削除を許可するかの設定です
省略可能で、省略した場合はFalseが指定され、削除は許可されません
許可されない設定で、削除を実行しようとするとエラーが発生します
フォルダの削除はDeleteFolderメソッドが便利
なお、DeleteFolderメソッドではフォルダの中にデータがあるかどうかは判定せず、無条件で削除が実行されます
RmDirステートメントではフォルダ内にデータがあるとエラーとなり削除は実行されませんが、こちらでは削除が実行されるので削除対象には細心の注意を払いましょう
当然ですが、削除後にデータを復旧させることはできません
削除したいフォルダにファイルやフォルダが何階層にもあるような場合、いちいち全ての階層まで下りて削除しなくてないけないRmDirステートメントですが、DeleteFolderメソッドであれば一括削除ができるので処理が簡潔になります
バックアップ処理においては特にこちらのコードの方が便利なのが分かると思います