'表示位置の変更(左からの距離) Me.Left = 60
'表示位置の変更(上からの距離) Me.Top = 40
'左からの距離を取得 Debug.Print Me.Left
'上からの距離を取得 Debug.Print Me.Top
「Left」プロパティは左からの表示位置、「Top」プロパティは上からの表示位置の設定です
これら2つのプロパティはセットで扱うことが多いのでまとめておきます
このプロパティはコントロールの表示位置を指定するものです
UserFormだけは、PC画面の端を起点にします
それ以外のコントロールは、UserFormの表示領域の端を起点にします
Leftプロパティは、左端からの距離を数値で指定します
矢印の位置を調整するプロパティです
Topプロパティは上端からの距離を数値で指定します
こちらも画像の矢印の位置を調整するものになります
2つの共通点と使用場面
2つとも、指定する数値は小数点数値も可能です
また、マイナス数値も指定可能でその場合は表示領域からはみ出る形になります
つまり、コントロールサイズを超えるマイナス値を指定すれば一時的にコントロールを隠すことが出来ます
ただ、UserFormでも各コントロールでも非表示の設定が可能なのであまり意味はありません
なお、UserFormでこれらのプロパティを使用するにはStartUpPositionプロパティを「手動」に設定する必要があります
先にこれらのプロパティを変更すると、自動的に「手動」に設定されますが変更していたら変わらないので位置を調整したいときは確認してください
基本的にはコントロールに使用することはほぼありません
動的にコントロールを作成するような場面くらいかもしれません
デザインが崩れてしまうからです
なので、使ったのはこのプロパティ値を取得して、セルにでも保存しておき
次回フォームを開くときにその数値を取得して、前回閉じるときと同じ場所に表示させるような動きに使いました
入力補助フォームであれば、人によって表示してほしい箇所が微妙に違っているかなと思って、前回と同じ場所に表示されれば、表示されるごとにいちいち移動させなくて済みます