'フォームに縦横のスクロールバーを表示 Me.ScrollBars = fmScrollBarsBoth
'フォームに横のスクロールバーを表示 Me.ScrollBars = fmScrollBarsHorizontal
'フォームに縦のスクロールバーを表示 Me.ScrollBars = fmScrollBarsVertical
'フォームのスクロールバーを非表示 Me.ScrollBars = fmScrollBarsNone
「ScrollBars」プロパティは、コントロールの領域を移動させるスクロールバーを表示するかの設定です
UserFormとFrame・MultiPageコントロールが指定可能です
このプロパティはあくまでも表示の設定になりますので、範囲外の有無には関係ありませんが、範囲外があってもこのプロパティで表示設定を行っておかないと、その範囲外を移動することが出来ません
このプロパティは、KeepScrollBarsVisibleプロパティも表示する設定になっておかないと表示されません
(KeepScrollBarsVisibleプロパティの記事はこちら)
範囲外がどれだけあるかによって、この設定は変更してください
面倒であれば、「fmScrollBarsBoth」(縦横表示)の設定で構いません
範囲外が無かったとすると、移動のスクロールが出来ないのでそれはそれで範囲外が無いことをユーザーに知らせることが出来ますので
TextBoxとRefEditコントロールについて
TextBox・RefEditコントロールにもこのプロパティが存在します
このプロパティを表示設定にしても、この2つのコントロールはスクロールバーが表示されません
この2つは入力内容がはみ出た時に初めて表示されるためです
なので、この2つにはKeepScrollBarsVisibleプロパティが存在しません
入力内容による自動判定になります
横のスクロールバーの場合は、文字列がコントロールの横幅を超えてはみ出すと表示されます
この際WordWrapプロパティがFalseになっていなければ表示されません
このプロパティで折り返しの表示がされると、横にはみ出すことがなくなるからです
縦のスクロールバーが改行を行うことで表示されます
なので、MultiLineプロパティをTrueに設定しておく必要があります
このプロパティでコントロール内で改行が有効になるためです
上記のことから、この2つのコントロールでのプロパティ設定は動的な判断になりやすいので3つのプロパティを駆使して、作成を行ってください